麦のしあわせ

麦は、佐賀の崩壊ブリーダーから保護してきたチワワ
他に一緒に保護されたチワワはすでに幸せになっていて、麦が幸せになる日が
やってきました。
保護されてすぐは元気だった麦。
でも他のチワワが先に里親が決まってからは、オシッコは３日、ウンチは６日しませんでした。
大きな物音はダメ。ましてや叱るなんて・・・。だれにもしっぽを振らなくなりました。
私の会社の先輩が先住犬を亡くされて、新しい子を探していると聞いて、すぐ問い合わせを
しました。
知り合いに犬のレスキューをしている優しい方が私の周りにはたくさんいるからです。
そして、先輩と麦の出会いが実現したのです！
トライアル中、麦は食糞をしてしまいましたが、これは犬にとってはあまり気にする必要が
ない行動です。

私たち人間から見たらどうも気になる行動なので、あまり続くようならトレーニングして
止めさせることも可能です。
理由は犬それぞれですが、一般的にはストレスでしょうか。あと育った環境や、自分の
テリトリーを汚したくないというきれい好きな行動、飼い主に怒られる前に隠してしまおう
という行動などなど・・・。

この子は、麦を保護されていた方のワンちゃん。
もう、だいぶ　おばあちゃんです。
若い頃は、隣のお客さんに噛み付いていたほど、元気（？！）だったのに私が触っても
黙って寝たふりができるほどになりました。

前髪が素敵でしょ！？

この子も先程のおばあちゃん犬と一緒に暮らしてます。こんな顔、人間にもいそう・・・。お気に入りです！
麦は　まだまだゆっくりした時間が必要です。
でも、きっと大丈夫！
これからたっぷり愛情を注いであげるからね！

この後、洋服を着せたりしたのですが、
ピタピタになってしまってみんなで大笑い。
ごめん、麦・・・
大声で笑ってしまって・・・

でもね麦。
麦の周りにいる人たちが　笑顔でいること
が一番のしあわせだからね。

みんなでしあわせになろうね。

ビリー

彼の名はビリー。（仮名）
今月初め、私が保護しました。
とても痩せていて、毛玉がひどかったので、ほっとけなかったのです。
近くの動物病院に連れて行き、簡単な検査をして分かったことは、明らかに
人に飼われていた形跡があるということでした。


去勢済み、長毛もカットされ、人にとても慣れていました。
それと手術で作られた肛門から、う○ちが出ていることから、大事に可愛がられ
愛情を注がれていたことが分かります。



どういう理由でビリーがひとりになったのかは分かりません。
ビリーは毎日車の下でじっとしていました。
夜、立ち寄ってみると、やはり車の下から「ニャー」といって出てきました。
毎日怖い思いをしていたにも関わらず、人を信じてすり寄ってくるビリー。

涙が止まりませんでした。
必ず幸せにしてあげる。

私はそれから、近所のコンビニやスーパーなどにチラシを貼ってもらえないかと
お願いして回り、（たまに断られ、落ち込み・・・）あらゆるHPに掲載を依頼し、
電柱にチラシをくくりつけ、（慣れてないので結び方が分からず、大汗をかいてぐちゃ
ぐちゃにしばって来ました・・・）1週間、２週間と待ちましたが、何も応答がありません
でした。

今、ビリーは一時預かりさんの愛情を受けながら
新しい家族と幸せになる日を待っています。
（写真は一時預かりさんの旦那さまと同じ格好を
して眠るビリー）http://plaza.rakuten.co.jp/mika304/
一時預かりさん（リリーさん）もブログでビリーのこと
書いてくれてます。

またビリーについて詳しくお話したいと思います。

動物愛護フェスティバル

９月２３日は「動物愛護フェスティバル」がありました。
『にゃんたはうす』http://nyantahouse.main.jp/fukuoka/index.html
で参加してフリマや里親募集をしました。

当日は９月とは思えないほど暑い一日でした。
私たちの住む福岡では、犬猫の殺傷処分が全国でワースト１，２位
です。それを無くしたいと願って活動しているたくさんの団体が参加
していました。

私たちはいつも自分たちと葛藤しながら保護活動をしています。
この先の見えない保護活動にいつも涙しています。
これからも皆で頑張っていくだけです！！

そして１１月は『ドッグマンス』があります。
ワンワンの月で犬のイベントがたくさんあります。