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彼女の名前は『しーちゃん』
シーズーのしーちゃんです。
ブリーダーさんがいらないからといって出されたワンちゃんです。
歯がたまに飛び出してしまう愛嬌のあるお顔をしています。
私はこの子の【足長おばちゃん】になることに決めました。
ご飯にしか興味を示してくれません。
ご飯以外の時はゲージの中でじっとこちらの様子を見つめています。
たくさんのワンちゃん達と一緒にご飯をもらっていたと思われます。
痩せているので、ご飯にありつけなかったかもしれません。
この子も同じ所から保護してきたシュナちゃん。
保護主さんから離れようとはしません。
人には甘えるので すぐに新しい飼い主さんも見つかると思います。
犬たちには何の罪もありません。
人間の身勝手なセールスに巻き込まれて親近交配させられ、
何度も小さな体にメスを入れられて子供を産み、何も知らない
家族の元へと飼われていきます。
無理な交配と不自然な環境で産まれた犬たちは
病気がちでしつけもよくできません。
店頭に並んでいる犬たちを見てもっと考えなければいけません。
ちっちくんとの出会いは2005年の6月。
いつもウォークマンばりばりの音響でちゃり通勤してるんです。
車の音さえ聞こえないくらい。
それなのに なぜかその日は聞こえてきたんです。
猫の泣き声が・・・・・・・・。
人通りの多い場所なのに誰も見てみぬふり。
目も開いていない子猫が泣き叫んでいました。
私は 何も考えずに左手で子猫を抱き、
右手でちゃりのハンドルを操作して 会社へと向かいました。
会社が終わって近所の動物病院に連れて行きました。
「もう少し遅かったら、体中の血を吸われて死んでいたかも知れない。」
と言われました。
その日から栄養価の高い薬をエサに混ぜて食べさせました。
とうちゃんは最初は捨ててきなさいと言いました。
でも、私は泣きながら絶対にできないと言い張りました。
ちっちを拾ってから今まで知らなかった世界が見えて来ました。
まず、【動物会議所】。ここで、今の福岡の現状を知りました。
ここのリンクから、今学んでいる【GBH】を知りました。
ちっちは私にいろんなことを教えてくれました。
私はどちらかと言うと《犬派》なんです。
でもちっちから
猫って意外と可愛いんだ♪
という気持ちを教わりました。
去勢も無事終わり、少し大人っぽくなったちっちくん。
ちっちくんとの運命を大事にしておかあさん頑張るからね!!
この子との出会いは動物管理センターです。
ある場所に野犬がいるとの情報があり、住民が困っていた為、
管理センターが捕獲を行っています。
その中の1匹です。
綺麗なオリに1匹 じっとしていました。
明日 殺されてしまうことを・・・
知っているのでしょうか・・・。
でも大丈夫だよ。
私の友達が助けに来たからね。
写真を撮っている間、ずっと怖がってえさ箱から出てきませんでした。
管理センターから動物を引き出すのは簡単なことではありません。
周りには あと何日 何時間生きていられるか恐怖に叫びまくる犬たちが。
『どうして・・・ごめん。たすけられないんだ・・・。』
次の日、この子は無事に友達が引き出しました。
今は触れることもできませんが、必ず幸せになります。
この子の成長を応援して下さい。友達のブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/berry_mylove
この日には、もうひとつ辛い現実を見たのです。
おじさんが老犬を1匹重そうに抱えて来たのです。
『あのおじさんの飼い犬だよ。番犬の役目を果たせなくなったから
殺してくれって連れて来たの。もう2匹目なんだって。
それでまた次の番犬を譲渡会でもらって行くの。それの繰り返し。』
先生の言葉。
涙をこらえました。
これが福岡の現実。