金山登山、正直楽しめなかった私
実は登山口で見つけていたダンボールのことが気になって・・・
自分ひとりではどうしてあげることもできないし、
登山仲間に迷惑も掛けられないし・・・
助けを求めて友人にメールをうった
返信なし
ダンボールからどんどん遠ざかっていく私
下山し、車で帰宅途中、友人から返信メールが!
「連れておいで!」
この一言で私の気持ちに迷いは無くなった
一人で再び登山口に戻り、ダンボールを開けると、
「にゃ~・・・・」
1匹だけがそこにいた
(確か最初は6匹いたはず・・・)
日が傾き薄暗い登山口で、私はひとり辺りを見渡し探し回った
「にゃ」
と2匹が茂みから顔を出してくれた
(あと3匹)
左奥から猫の小さな声
次々に見付かる子猫たちをダンボールに戻して残りの子猫を探した
探したのだけれど、あと2匹見付からなかった
どうしても見つけてあげることができなかった
自分を責めた
臆病な自分のせいで救えなかった小さな命
どうしてあの時 私の後ろで精一杯の大きな声で鳴き叫んだ
あの子達を置いていってしまったんだろう
ごめんね、ごめんね
何度も呟きながら泣きながら 友人の家に車を走らせた
たくさんの人たちに助けられて 今は無事に3匹の子猫が
新しい家族の下へ巣立って行きました
残りの1匹も幸せになって欲しい
ブログを見てやってください
(
登山道子猫ナギ)
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